この前予定していた、ダブルデートの日になった。

  あれから、相変わらずあんまり話してない。

  恋ってこんなに辛いんだね…。私は何も知らなさ過ぎた…何もかもが初めてで…
 
  でも、純治がすきって気持ちだけは一番だと思っていた。

  「どしたの?元気ないけど…?」

  『…ぁ!ごめん!!ちょっと考え事!』

  「そっかぁ…悩みならいつでもウチに言ってね☆」

  『うん!!!』

 
  美優は健斗の服掴んでいる…いいな…積極的で…私なんか…。

  こんなんが彼女で純治はいいのかなぁ…もっと可愛い子いるのに…。


  


  「え!?!?!もうこんな時間?」

  時計を見ると五時だった。

  考えすぎて今日何してたかわかんないよォ泣))

 美優たちは、二ケツで帰っている

 

  「亜里沙ぁ!!バイバーイ!!!!明日!」


  沈黙・・・・気まずい・・・


  『・・・俺、もう帰るわ。』

  「え?ぁ!うん・・・」


  精一杯勇気を振り絞った。

    「・・・・・・・・・・ばい・・ばい。」


  「・・・・・。」


 
  暗くてよく見えなかったけど、純治はポケットに入れたてを横に振っていた。