「亜里沙ぁ!!!!こっち!」

 『美優!!わぁ!制服デカイ・・・。』

 「そうそう…靴下とスカートつながってるしい!!最悪!」

 『あはは!私もだぁ。』

 そんな話をしながら、私と美優は新しい中学校の校門をくぐった。
 
 美優とは、小学校から一緒で、一番の仲良し。
 
 「結構知ってる人いるねッ市立だし!」

 『そうだねぇ…さっちゃんもいる…健斗も!あ!純治も!』

 「ぁ・・・亜里沙ってまだ純治のこと好きなんだっけ!?」                    
 『ちょ…声でかいって!卒業式は結局告れませんでしたぁ!』

 「そうだったそうだった!まあウチは、健斗一本だけどねえ」

 美優と健とは付き合っているんだ♪いつかダブルデートできたらいいなあ・・・。

 「そういえば…クラスどうなってんだろ・・・。」

 『忘れてた!!一緒のクラスってかぎん無いもんねえ…実優と健斗と純治がいれば十分♪』
 
 「そんな人生ウマクいかないよッ」

 でも実際はそんなウマクいった。あの4人が同じクラスに!!超ラッキー☆