それからしばらく、

心音とは連絡が取れないでいた。


・・・

このままじゃいけない。

オレは、もう一度、

心音の学校に向かった。

・・・

例えフラれても、

後悔しない為に…




・・・


校門で待っていると、

優と二人で心音が出てきた。



「心音」


「…正ちゃん」


「話しがしたいんだけど」


「・・・」


「心音は、

あんたと話なんかないってさ。」



優の言葉を無視して、


心音の腕を引っ張ると、


人気の少ないところまで連れて行った。