「気持ちよさそうにしてたから、

起こすのも悪いなって思って。

今、帰ろうとしてたところだったんだ」




「正ちゃんは優しいね・・」


私は思わず、正ちゃんに抱きついた。


「どうしたんだ?」



「ううん、何でもない。

正ちゃんが私の彼氏なんて、

やっぱり夢みたい・・・」



「何言ってるんだよ?

オレだって、心音がオレの彼女だってこと、

幸せすぎて、

いいのかなって思ってるのに」


・・・

やっぱり、

正ちゃん大好き!!

心の中で、大声で叫んだ。

・・・

恥ずかしくて、叫べないけどね?