どれくらい泣いたんだろう。

・・・

気が付くと、眠っていたらしく、

外はすっかり暗くなっていた。

・・・?!


起き上がってビックリ・・・


目の前に、正ちゃんが座ってた。


「目が覚めた?」


「・・・どうしてここに?」


「ちょっと心音に

渡したいものがあってきたんだけど、

部屋に入ったら寝てたから」


そう言って微笑んだ。


「起こしてくれたらよかったのに・・

いつからいたの?」


「う~ん・・・1時間くらい前?」

えっ?!そんなに前から?

「ごめんね・・・」