「は?って…なによ?」

ほら、証拠にびびってるのがよく分かる。
「美花…やめろって!」
龍があたしの腕を掴んだ。

どいつもこいつも、あたしの敵ね。


なら、あたしは


敵を死んでも潰す


「ねぇ、これ仕組んだのあなたでしょう?」

「…なんの事?」

「美花!人を疑うのは…「るせぇな」

あたしはお母さんのセリフを遮り、龍の方を向いた。

「手、離して」