はぁ?
病室のドアを開けたのはなんと、由香さんだった。
「おい、姉貴何してんだよ?」
龍は不満そうにそうもらした。
「だって。龍君の好きな子が襲われてないかな!って心配になっちゃって。」
・・・はぁ?龍があたしを好き?
はたして大丈夫なのだろうか、頭のほうは。
「あのさ、あんたほぼ初対面の奴が好きとか脳みそとかちゃんと使ってあげてる?」
・・・あたしは、もう一回龍様の地雷を踏んでしまったかもしれない。
かすったんじゃなくて
おもいっきり全体重+ゾウ1頭分くらい。
あたしの体はもう最期なんじゃねーのか。
病気の所為じゃなくって
龍様の地雷の所為で死んじゃうんじゃねーか??
すると、「ぶはははははは!!!龍、正解だよ。」と由香さんが言った。
何の問題をといてんのかは知らないけど、正解らしい。