どれくらいそうしていたのだろう、気が付けば窓の外が明るくなっていた。 「・・・帰る? 」 どちらともなく言い、もう残り少ない蝋燭を消す。 「……大好きだよ」 私の言葉が聞こえたのか、彼は頬に軽く口付けを落とすと私の腕を引いた。 ……きっと、私達はこのまま変わらないのだろう。 でも、それでもいいかな、と思う。 「うん・・・♪ 」 だって、なんだかんだ言っても私は彼が大好きなのだから……… -The End-