涼と陽菜が寝て


私達も寝室へ


いつの間にか11時を回っていた。


パジャマに着替えてベッドに入り


「いつから計画してたんだ?」


「暮れに野球クラブの忘年会に行った帰りに涼に話したんですよ」


涼は野球クラブに入っている。


「そっか。陽菜は」


「陽菜には今朝話したんですよ。あの子に前もって話したら恭介さんに筒抜けに なりますもん」


「ハハハ…確かにな。陽菜には内緒はまだ無理だ」


「はい。タイピンとカフスは去年に買い、涼と陽菜のは今朝瑞穂さんのお店に。 お正月に話して手頃なのを何品か用意してもらってあの二人が選んだんですよ」



「そうだったのか。だから誠が早く帰れってやいやい言ってたわけだな」


「誠さんが?フフフ…誠さんらしいですね」


「ん」