ドタドタ…
ん?
「涼、涼」
志織!アイツまた階段を
ガチャッ!
「涼」
「志織、お前」
「ママ!はしっちゃだめでしょ!あかちゃんがビックリしちゃうよ」
「は、はい。ごめんなさい」
「ククク…」
「ハハハ…「フフフ…」」
俺が言おうとしたことを涼に言われ、またそれに対する志織の反応が可笑しすぎて全員が笑い出した。
志織は真っ赤。
「よく寝れたか?」
涼に手を引かれ俺の横に座る。
「あ、はい」
「妊婦さんは寝るのも仕事よ。休める時に休んどかないと」
泉さんがフォローを
「お姉さん」
「いずみおばちゃん」
涼が泉さんの膝に座り
「ママはねるのもおしごとなの?」
「えっ?そ、そうね。赤ちゃんがお腹にいるから疲れるから」
「ふぅ~ん、そうなんだ」
何か真剣に考えて…
フッ ますます志織に対して目を光らせるな、こりゃ。