「何の花?」

「…ー様!!」

「そんなにかしこまらないで。何の花なの?」

「…椿です」

「椿、キレイですね」




その笑顔に一瞬で一目惚れ。

位の違いなんて、忘れていた。






今になって思う。


始まりはここ。

そして多分、終わりもここだった…。