『愛してる。でも、ごめん。別れよう──。』 今でもあなたのコトバは分からない。 でも、 例え、私がそのイミを知らなくても─。 例え、そのコトバがその人に伝わらなくても─。 例え… あなたに、あなたと私がココにいた傷跡が残っていなくても─。 私は、あなたと居たその瞬間を忘れることはない。 だって、あの時、あの場所に居た傷跡は、 私のこの胸の中で生きているのだから─。