あたしは尚矢と別れて
恭と付き合った。


その日から毎日幸せで仕方なくて、
ほんとに日に日に大切にされてるなあって
そう思った。

あたしはどんどん好きになっていって
ドキドキした。


あたしの胸に顔を埋めて、
甘えてくる姿は普段の見た目からは
想像できなくて、きゅんきゅんする。

あたしはどんどん恭に惹かれて
離れられなくなっていった。

クリスマスにはふたりで風呂にはいった。
お湯に浸かってあたしはだんだん
火照っていった。
くらってきて逆上せて倒れた。

その時も恭は

「バカだなー」

そういって意地悪くわらって
冷ましてくれた。

お金がなくて、数珠を自分で作ってあげた。

恭はケーキをくれた。



美味しくて、食べ終わるまで毎日食べた。


あたしは、クリスマスイブ、
恭とはじめてひとつになった。

服の中に手を入れてきて、
胸に優しく触れる

ワンピースの中に手をいれ、
下着の上から触れる。

過敏になるところを攻め続けて
我慢していた声も我慢できなくなる。

行為が終わり、そのあとも二人で
ゆっくり過ごした。

家に帰るときは必ず家まで
送ってくれる。

そんな些細な優しさも、



本当に、愛していたんだ…。