『?俺の顔に何か付いてるか?』 はっ… 思わず見惚れてた。 「あ,ううん。何でもなっ…っ!」 いきなり視界がぐらりと揺れる。 身体は鉛みたいに重くて バランスを崩す。 そのうち意識も朦朧としてきて… 彼の腕の中に埋まるのを 感じながら 私は意識を手放した。