「俺は白川かずき。
1番年上の24歳よろしく」



「かずは人見知りやねん!
普段はこんなんちゃうからなぁ!」



すぐにまさきくんが
そう言ったけど

かずと呼ばれた男の人は
まさきくんと身長が変わらんぐらいで
落ち着いた雰囲気の人にみえた。




「えっとぉ、俺は金本はるですう!
20で、1番年下やってます!」


「あ!散歩のときの!」


「散歩?」




はると言う人は
散歩のときにみた、小柄な人で
まなえもそれに気づいたらしい。



「いや、まなえ達が散歩してるときに
見かけたなぁと思って!」



「それって、昨日?
じゃ、ゆうと一緒にいてたときかなぁ」



「え、おれ?」



突然名前を呼ばれて
変な声を出した男の人をみたら
あの、背高いイケメンやった。