「はーい?」



「あのー、
下のものですけどー!」



「あぁ!どうぞ~!」




おばあちゃんが言ってた通り
ドアから出てきた人は
若い人やった。




「下の人って、俺らの
お手伝いさんやんなぁ?」



「まぁ、簡単に言えば。」



まなえが男の人としゃべってる間
部屋を見渡すと見事に
散らかってて
先が不安になる部屋やった。




「みんな、おるから
紹介するわ!上がって~」



「おじゃまします…」




うわ~、色んな物落ちてる!



「大変そうやな」



まなえが小さい声で言った。



もう、すでに嫌やわ...