春の日差しを浴びて歩く。
とうとうこの日が来た!
長谷川美奈子15歳
今日から、高校1年生
こんなうきうきな私に悲劇が…

「くっさ!」

やばい

踏んだ!

犬のう○こ…。

最悪や……
ローファーどうしよー。
私は考えた。
家に戻るか、靴屋に行くか……
…………………………………よし!

靴屋に行く!!
私は悪臭をただよわせながら一番安い900円のサンダルを買って
そのまま学校へ…!
私の高校生活第一号のあだ名「サンダル女」
もう決定……

親が私の足元を見て私を睨みつけた。だが気づかないふりをした。

入学式が終わり新しい教室へ…
1-4
堂々と教室へ足を踏み入れる。

ザワザワ ザワザワ
みんな私の足元を見て驚いている…。
そらそうでしょうよ!うさちゃんのサンダルやしね…
教室を見渡すと中学から親友の真希がいる…
 
「あー♪美奈子~♪あっ違ったサンダル少女♥」

「そうやーサンダル少女やでー♪」

 真希に朝からの出来事をしゃべっとった、そしたら…
 
 「うるさいねん!黙っとけ!サンダルババァ」
 いきなり隣から怒鳴り散らして来たこの男、私の隣の席の……
 蓮見健翔(はすみけんと)かー。
 ちょっと待て?
 ババァ?ババァアアアアアアアア!!!!!!!!!??
 「ちょっと待て?サンダルは認めるわ!でもババァはないんちゃう?」
 「はぁ?ちょっと黙っとけサンダルおばはん」
 「ちょっと若なったけど!」
 そういう問題やないと真希にしばかれ冷静になる…。
 
 担任の先生の長い話が終わり、帰ろうとしたとき、「おい…!」
 「はいよー?」軽く振り向いたそのときさっきの蓮見くん…
「ごめんなーさっき、俺寝起き悪いねん!」
 「ええよー!気にしてない!」ババァは傷ついたけど!
 「メアド教えて?」そういわれたので私は了知した!
 帰りに真希とカラオケにより遊んで帰った。
 サンダルで歩いていたことを思い出し思わず赤面になった
 
 私の高校生活1日目は疲れた。