「あたし、冷血ボーイに相談されてたの…っ。彼女いるの?って毎日聞いて来る女子たちがウザイって…」 過呼吸気味に、息をはぁはぁさせて。 「だからっ…その、俺が大勢の人の前でひまわりが彼女だって言えるようにしてくれない?って頼まれて…」 『あたしが彼女だって嘘ついて、ひまわり先輩が彼女って言える場所を作ったんです…』 なんてありもしない嘘を付け加えた。 こんなので信じちゃうバカ、何十人といるんだろーなぁ。