「殺すつもりならとっくに殺してる。それに仕掛けてきたのはお前のほうだ」
「じゃあ、何で愛緋が倒れてるんだ!」
「言ったはずだ。私たちは何もしていない。むしろ愛緋を助けたんだから感謝して欲しいくらいだな」
冬夜の助けたという言葉に言っている意味がわからないと祥貴の顔が書いてある。
「詳しくは愛緋に聞け。…もう暗くなる。早く愛緋を安全なところに連れて行ってやれ」
言うが早いか、ナイフをしまった冬夜が支えていた愛緋を祥貴に抱えさせる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…