私も思った。

 「俺有名だよな。女子には。」

 この人どこかで見たことある。あっ。私は口を開いてた。

 「もしかして・・・・・。」

 「そう。優。」

 陸が言った。愛が言い出した。

 「どうして?なんでいまさら――」

 「気が向いたんだよ。みんなに会いたくなったから。来たら同じ高校だった」

 【バシッ!】

 私は優君を叩いてしまっていた。

 「最低。」

 といい私はその場から逃げ出した。教室から戻ると愛が追いかけてきた。

 「繭。大丈夫?忘れたら良いよ。」

 「ありがとう。でも大丈夫。私先帰るね。みんなに言っといて。」

 といって私は帰ってしまった。

 明日の集会なんて絶対無理。

 いままで考えてきたことなんて全然違う。

 私は考えた原稿を破ろうととしたとき、携帯がなった。

 「もしもし。俺だけど。」

 陸だった。

 「繭。明日の原稿奇麗事なんていわなくていい。お前がいま思っていることをいえばいい。じゃ。」

 電話は切れた。

 朝早く学校に行かなければならいので、私はすぐ寝た。

 

 
 
 私は学校に行った。リハーサルをした。先輩たちはいいコト言ってる。

 すごいと思った。

 私は先生と考えた原稿を読んだ。

 そして時間は進んでしまい、全校が体育館に集まった。

 3年、2年、1年 って読む。

 司会は進んでいった。校長が話し出した。

 「1番良いと思った生徒には、“何人でもいけるアメリカの旅3泊4日”をプレゼントします。頑張ってください。」

 私はびっくりした。いきたいなぁー!

 
 先輩達はリハーサルよりもすごい。

 とうとう私の出番・・・・・。