「だれ・。。。?」

 って繭に言われたとき俺はびっくりした。

 繭が事故にあった日その日、俺がおくっててあげれば繭は事故にあうことはなかったんだろう・・・・。

 俺は後悔した・・・。

 何度も病院まで足を運んだ。繭の病室の前でいつも足が止まってしまって、

 病室に入ることはできなかった。

 「入ればいいよ!?」

 「だ・・・れ?」

 「僕は繭ちゃんの担当の斉藤隼人です。」

 「優です・。」

 「屋上に行かないか?」

 「はい。」

 俺は屋上に行った。

 「君が優君なんだね。繭ちゃんの思い出せない人。」

 「どうしてそれを・・・・。」

 「一応担当患者だからね。」

 「そうですね。どうして俺だけわからないんですか?」

 「それが分からない。きっと事故にあう前考えていた人だと思う。こういうケースはよくあるんだ。」

 「考えてた人・・・。」

 「彼氏なの?ぃゃ。違うみたいだね。」

 「彼氏ではないです。」

 「僕、繭ちゃんのこと好きだよ。」  

 「え?」

 「僕も1人の男だから患者だからって好きになるよ。それに患者を好きになってはいけないなんていう、約束も契約もなしね。じゃ!」

 そういうと先生はどこか行ってしまった。

 俺はおもった。あの夜。

 カッコつけづに好きって言っていれば何かかわっていたのだろうか・・・?