「繭。ずっとすきだったんだ。俺の付き合うこと考えてくれないか?」

 「えっ?翼。嘘でしょ?」

 「いくら俺でもそんな冗談言わないよ!まぁ考えといて!」

 って翼は私に言ってその場からいなくなった。

 翼が私を好き?コレは夢。そう夢。私は自分のほっぺたをつまんだ。

 でも、痛いだけ・・・。私はとりあえず部屋に戻った。

 「繭ー。ご飯行くよ。」

 「うん。先に言ってて。」

 「繭。何かあったなーーー。教えなさい。」

 「な。な、何にもないよー」

 「動揺してるし。なにがあった?」

 「つ。翼に告られた。」

 「やっっとかぁ。」

 「え?」

 「翼が繭のコト好きなことぐらい知ってたよ。ちゃんと考えてあげなよ!」

 「うん。」
 
 「そうと決まったらごはん行くよーー」

 私は毎回愛のテンションの高さに救われる。

 私は翼のこと真剣に考えようと思った。