優君は3日間寝込んで今は元気。

 よかった。そんなことを思って部屋に帰ろうとすると、優君がいた。

 「繭。元気になってよかったな!」

 「うん。優君。助けてくれてありがとう。」

 「おう!繭少し話さないか?」

 「う、うん。」

 わたしはテラスに向かった。

 「繭はさぁー、進路決めた?」

 「まぁ。私出版社で働こうと思う。優君は?」

 「俺。バスケの推薦が着たんだ。だからそこでプロを目指す!繭はてっきり学校の先生かアナウンサーになると思ってた。話すの上手いし。」

 「そんな頭私にはない!」

 「だろうなーーー」

 「ひどーーーい」
 
 「でも、誰よりも努力するから繭はなれると思うぞ。」

 「ありがとう。でも私は出版社で働く!」

 「繭が頑張れるならどこでも俺は応援するぜ!」

 「私も。優君頑張ってね!」

 「おう!」

 私たちは久しぶりに話した。なんだか懐かしい感じがした。