「私、バスケができなくなっちゃった。東京の学校でもね。バスケをやってたの。そして、背番号5番もらえたの。そしてバスケでの推薦も来てたの。そこに行くつもりだったの。でも、できなくなっちゃった。」

 「なんで?」

 「次決勝戦ってときにね。休憩が入ったの。それでトイレに行こうと思ったときにね。相手側に階段の1番上から突き落とされたの。そのときたまたま一人だったから、狙われたんだろうね。でもただの捻挫だと思って試合に出てたの。でも落とされた人に何回も転ばされて、私は試合に出るのをやめた。優勝したからよかったんだけどね。んでね。病院に行ったら靭帯が切れてたの。でからもう前みたいにバスケできる脚じゃないからやめたの。」

 「り、リハビリしてできる用になるんじゃないの?」
 
 「できないの。今はできたとしてもそのうちできなくなってしまうから、私の中でバスケはやめたの。ううん。封印したんだ。」

 愛は泣いてた。

 「そうだったんだ・・・・。」

 「泣かないで。私は私なんだし。」

 愛の泣いてるのに気づいたのか陸が話した。

 「愛。どうしたの?」

 「ううん。煙が目に入っちゃって。あははは」

 「そっか」

 陸は戻っていった。

 「愛このこと・・。『言うわけないじゃん』」

 よかった。。

 私は愛が大好きだ。