卒業証書をもらった。

 卒業した感じがしなかった。

 私たちは泣いた・・・・。

 そして私の故郷に戻った・・・。

 みんなは、香奈がこっちに別荘があるからそこに泊まる。

 私は実家に行く・・・。そしてそのうち香奈たちの所に戻る。

 親にも帰ることは伝えてない・・・。

 サプライズしたかった。私はサプライズが好きだから・・・・。

 「ただいまぁー」

 ってなかに入ると、お母さんが、

 「繭?繭なの?」

 「うん。娘の顔忘れたの?」

 「なわけないじゃない。おかえり」

 お母さんはうれしそうだった・・・。

 懐かしい感じがした。

 お父さんもお姉ちゃんも驚いていた。

 「みんな。私、出版社に勤めることになった。」

 「おーすごいわねー」

 「んで、私東京で働く。」

 「だと思ったわ。でもちゃんと帰ってくるのよ?」

 「はい!」

 私は明日のために寝た。