「繭ーおきなさいよー!!!」
 
 「はーい」

 まだ眠たいのにしょうがなく起きる私。

 そう、今日から私は高校生なのだ。何とか頑張って受かった高校に行くんだ!

 高校生になったら、『素敵な恋して、付き合うんだ」
 
 ってずっと思ってた。だから誰よりも高校生活が楽しみなんだ。

 「いってきまーす!」

 私は元気よく家を出た。桜も満開だ。入学式にとってはいい。

 と思いながら歩いていると、

 「まゆー。おはよー!」

 「おはよーまなー!」

 私達は小学校からの幼なじみ。2人で話してると、

 「相変わらずなか良いなぁー」

 と陸と翼がやってきた。この2人も幼なじみ。

 そう、私達は4人の幼なじみなんだ。とくに恋愛感情はないんだけどね。

 4人で話してるうちに学校についてしまった。私と愛は、陸と翼をおいて

 クラスを見に行った。

 「まなー」

 「まゆー」

 『同じクラスだぁー』

 と声がはもった。私達は組になった。愛が翼に聞いた。

 「翼何クラス?」

 「俺達、C組ー」

 「俺達?」

 「おう。陸と一緒」

 女:男にクラスが分かれた。