「クソッ…」


「何か策はできたかな?」

「…!」

「まぁ作戦を考えても無駄だけどねぇ。」

何こいつ…。

もしかしてこれが今までの強烈な臭いの犯人?


ちょっと臭いよ…。

鼻が曲がる…

「おや…、おかしい。君だけ、わからない」

そう言って臭い吸血鬼が指さしたのは……


「私…?」


なんで?

「そうだよぉ、君だけ心が読めない。おかしいなこんなこと今までなかったのに…」