「…んんッ」

ご丁寧に緑茶と一緒に
舌まで入れてきて

不本意ながら微かに
俺の口からは声が漏れて

飲みきれない緑茶が
口端から零れて

少し苦しくなって
三宅の胸を叩いても
中々離してくれないわけで

教室だから他の生徒の
視線も突き刺さるわけで