流石にいらっときて
奪った張本人を横目で軽く睨み
返せと、手を差し出す


しかし三宅は
何事もなかったかのように
そしてあたかも自分の物のように

極自然にペットボトルに
口を付けて緑茶を含んだ


そして其の儘
顔を近付けてきたかと思うと



「…んっ」


極自然に唇を重ねてきた