「自惚れてないわ!!バカ良平!」

思わず叫んだしまった。


「先輩、声大きいよ」


「・・・」


「じゃあ、また明日ね」


良平は走って行ってしまった。


・・・

良平は、

私を怒らす名人かもしれない。


「アンタら、やっぱり、付き合ったら?」

ニョキッと現れた美空。


「ワッ!ビックリした」

「良平に乗り換えたら?」

・・・まだ言うか。

「私は洋介一筋」

その言葉を残して更衣室に入った。

・・・

私は、良平は後輩にしか思えない。