屋上に通じる階段に連れてこられた。


「…良平」


「怒ってるんだからな?」


「そうだよね・・・ごめん」


・・・しばし沈黙。



「ここでキスしてくれたら許す」


「へ??」


驚きのあまり、声が裏返った。


「無理無理・・・?!!」


首を振る私の顔を掴んだ良平は、

半ば強引にキスをした。



・・・

目をパチクリさせる私。

・・・

18歳にして、実は初めてのキス・・・

だったりして・・・