「今時、携帯持たせない親がいるのよ!

なんか言ってやって」


「・・・マジ?」


「…マジ」



「可愛そうに」


「それ言い過ぎ」


私たちは目を見合わせて笑った。


「じゃあ、オレあっちだから」

「うん、また明日ね」

「ほ~い」


私は洋介の後姿を見送った。

・・・

やっぱり、洋介はカッコ可愛い・・・

う~ん、マジ好きかも。

私の恋心は、本物になった。