「洋介もいるの?」


「うん、アメちゃん大好き」


「はい」


飴をあげると、嬉しそうな顔をした洋介。


「そんなに好きなの?」

「うん」


・・・そんなとこも可愛い。

なんて思ってしまった私。


「じゃあね」


「「ばいばい」」

二人が口をそろえて言った。


・・・良平、あんた使える。


そんなことを思いながら、

私は二人に手を振った。