「付き合ってください」


放課後、屋上に呼び出されたと思ったら
突然告白された

真っ赤な顔した小さくて可愛い感じの



───…男に



ちなみに俺もれっきとした男
ちゃんとある物はある


そんな事を考えながら
目の前にいる子をじっと見詰め


「悪いけど、俺、恋愛とか興味ないか「別にそれでも善いんです!」

返事をしようとしたら
途中で言葉を遮られた

おい、話してる途中だろうが

内心そんな事を思いつつ
軽く首を傾げ黙って相手の言葉の続きを待った