「もう!!!」




あたしは航汰の頬を両手で挟んで無理やりあたしのほうへ向けさせる。




「もう、大丈夫だから。 ね?」



そう言って航汰にキスをした。








「もう、ダメ…。 お前、可愛すぎ…」







あたしが口を離した瞬間に、航汰はそう言って今度は航汰からあたしにキスをしてきた。







「―――――…んっ、」






甘い甘いキスをあたしに降り注ぐ航汰。













遠くで野球部の声が聞こえた。