「な、んで……」




だってもう放課後だし、今から学校に来ても意味ないよ…?







「はぁ…はぁ…。 ごめん、今日一日心配させたみたいで……。 って、舞奈!?」


「…うぅ……」


「ご、ごめん!!泣いてるの…?」


「……」


「……舞奈…?」


「ばか!!!!」





あたしは鞄の中に入っていた航汰の弁当を航汰めがけて投げつけた。








「うおっ!!」






そう言って弁当をキャッチする航汰。