「うわっ、龍之介って最低な奴〜。」
「いくらでも、言いやがれ」
こんな感じで、俺たちは笑いあった。

(それでは、3年生のみなさーん、時間なので、地元に帰りますよ)
はぁー‥‥。もぅ、ここともおさらばか。寂しいな。
の前に!!そろそろ、告白の時間が近づいてるってことじゃんか!
やべぇよー。マジ、ドキドキするぜ〜。
まぁ、フラれてもいいや。
俺は、南千瑠が大好きなんだもん。好きな人の幸せを、願うだけだよな。
でも──‥‥南千瑠。
「俺を選んでくれ〜!!」
『なになに?!』
『どうしたんだ?』
『急になんだよ(笑)』
あっ、やば。でかい声、出しすぎた(笑)