「マジかっ!!誰!?‥‥っていうか、南千瑠で思い出すってことは、お前の好きな人、南千瑠だろ」
「せーいかーい、よくわかりました」
「簡単すぎだ。んで、いつ告んの?」
「んー‥‥。今日の帰りの新幹線のなかで!」
「いきなりだなっ!返事に自信は、あんのか?」
「ないぜっ!南千瑠、まだ将人のことが好きらしいし‥‥」
「まっ、いいんじゃね?思い立ったら吉日だ☆」
あっ、南千瑠と同じこと言ってる。
「やっぱ、そーだよな!よしっ、決まり!!俺、今日告る」
「頑張れよ。応援してっから」
「おう!」

「ごちそうさまでした」
俺たちは、朝食を食べ終わり、部屋を片づけ、修学旅行最後の、個人別コースへ出発した。