「うん。わかった、泣かないよ!ありがとう優羅。ちょっと、落ち着いた」
よかったよかった。と言って優羅はまた、あたしの頭を撫でてくれた。
「よし、今日で修学旅行も最後なんだし、笑わなきゃ!!損するぞ」
「そうだねっ。んじゃあ、そろそろ朝ご飯だし、行こっか」
「よーし!食べるぞ〜」
優羅、ありがとう。
優羅がいなきゃ、あたし立ち直れてなかったかもしれない。
あたしの周りには、優しい友達ばかりだな。
あたしって、なんて、幸せ者なんだろう。