「んじゃあ、そろそろ行くか」
「うんっ!行こっか」
あたし達は、集合場所へ向かった。
いつも通りの他愛のない会話をしながら思った。
あたしの気のせいだろうか。
歩っている間、物凄く、大樹の視線を感じた。
気のせい‥‥だよね〜。

あたし達が着く頃には、半数以上の人が、もぅすでに到着していた。
その後、それぞれクラスの列に並び、全員が集合したところで、バスに乗り、ホテルへと向かった。
バスに乗ってる間ずっと、さっきの胸のモヤモヤについて考えていた──‥‥。