無意識にあたしの足は屋上へと向かっていた。頭の中は‥‥真っ白。
目からは涙が止まることなく、流れ続けていた。
「お‥‥おいっ!!南千瑠!!何やってんだ!!」
その声と共に、あたしは気を失ってしまった。