「し…んっ…」


唇が熱い。

全身が熱い。

桜姫の唇を離し、

首筋にキス。

「しん?」

ヤバいな。

噛みつくところだった。


「帰るか。」

コクンと頷く桜姫。

二人で手繋いで、


なんとか、


無事に、桜姫を部屋に帰した。