「今度から一人で夜散歩しない。

約束できる?」

「理由、聞いていい?」

「危ないから。」 

桜姫の頭には?マーク。

「どうして?」

「夜は危ない。」

少し、強い口調になる。

「わかった。約束する。」

思わず微笑む。

「破ったらお仕置きとか、ないよね!?」

恐る恐る聞いてくる桜姫。

ヤバい。

ものすごくおもしろい。

「さぁ?」

まばたきを何回もする桜姫。

てか、

約束破る予定あるわけ?

「なにするの…」

上目使い。

やめろよ。

「キスとか。」

俺がそう言ったら、

頬を真っ赤に染める。

「キっ、…ス?」

「そ。

なんなら、今からするか。」

「えっ!

なんでー?」

「約束破ったから?」