《side森》
喉が熱い
いつもは快楽のとき。
まずい訳じゃない。
けど。
たりない。
欲しいのは
これじゃない。
たぶん、
あいつのは…
甘くて、
おいしくて、
もっと
欲しくなるような
味だろう。
「森、もう…」
茶髪の女の首から唇をはなす。
「俺外行ってくる。
帰ってくるまでに自分のところに行けよ。」
寮の外、庭にでる。
物足りない。
いつもは、十分な満足感に浸れるのに。
喉が熱い
いつもは快楽のとき。
まずい訳じゃない。
けど。
たりない。
欲しいのは
これじゃない。
たぶん、
あいつのは…
甘くて、
おいしくて、
もっと
欲しくなるような
味だろう。
「森、もう…」
茶髪の女の首から唇をはなす。
「俺外行ってくる。
帰ってくるまでに自分のところに行けよ。」
寮の外、庭にでる。
物足りない。
いつもは、十分な満足感に浸れるのに。