「黙りなさい…



あなたにはわからない。




私の気持ちは。」




「確かにわからない。



けど、悲しい人。」





「黙りなさい。



どうせ、あとには戻れないわ。



それに、次が最後よ。」




最後…



私、死ぬ?




この人に、殺される?






「最後に言うことは?」





鋭く光るナイフを振り上げ、



私に馬乗りになって言う。