次の日の朝。
「これは絶対効くと思うなぁ~」
旭があたしに言い渡した作戦。
それは……②のヤキモチ作戦だった。
「ついに本格始動よ! 恭平には言っといたから」
また恭平かぁ……。
クレープ奢れって言われたらヤダなぁ……。
「めっちゃラブラブしておいで!」
いやいや……。
あたしは恭平とより、輝くんとがいいんですけどっ!
「はぁ~い……」
仕方なく、彼女の言葉に返事した。
「じゃあ、クレープは旭が奢ってね?」
「はっ!?」
旭はきょとんとしていた。
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