「おい陽菜なにボーッとしてるんだよ!馬鹿になるぞ」

「何それ愁こそ真剣にやってて馬鹿みたい」

私は意地になり言い返した。

「ほぉ書いてない人に言われたくはないなぁ」

私を馬鹿にでもするように笑いながら言ってくる。

「そんな事より消しゴムを返してくれない」

「何だよ本当のことをいっただけだろ?消しゴムは絶対にかえさないしっ」

「愁、その消しゴムは私のなんだから」

私はむきになって大きな声を出した。

その瞬間みんながいっせいに見て来た。