「あんな木・・・なかった。」
「正解。それはおらからだ(笑)」
「蓮流の部屋にあるのと一緒だぞ(笑)」

緑涼が話すすぐ後に風燕が補足を入れる。

「え~っ、ってことは・・・加湿器!」
「そうだ。仕組みは、蓮流の部屋と一緒のものだから、蓮流に聞いたらいいべ(笑)」

あまりにも大きなお返しに椿は心臓が止まりそうになった・・・。
その時、部屋から畳の香りがする。

「私の部屋、畳じゃないのに畳の匂いがする(驚)」
「正解だべ。俺からのプレゼント、畳の香りのお香(笑)ほかにもいろいろ選んでみたから、使ってね(笑)」

その匂いで、少し気持ちが落ち着いてくる椿。ふとベットを見るとそこにくまの人形が座っていた。

「くま・・・かわいい。」
「正解、俺からだ。机の上のお菓子と一緒に受け取れ(照)」

風燕の意外なチョイスに椿もびっくり。思わず、風燕を二度見して・・・なぜか怒られた。