「み~つけた。ちょっとお口周りが茶色いですが・・・(怒)」


火燐は、尻尾を思いっきり掴み逆さにしている為に動こうにも動けない。


「言ってくれたらあげたのに・・・(怒)」


緑涼はそのまま火燐をつれて、リビングを後にした。


椿は少し笑いながら、その光景を見送っていた。