(2・14 AM0:08)

「心配してたんだよ、緑涼さん。ずっと・・・」

「そうだな。俺もいらないこと言っちまったって思うくらい・・・凹んでたしな。」

椿は、緑涼のほうを見る。緑涼は眠っていたが、その周りにはいつも飲む以上のお酒の空き瓶が転がっていた。



「私・・・悪い子ですね・・・。」



椿は思わずそうつぶやいた。


「そうだな。」

その言葉と同時に椿のおでこにぽんと軽い痛みが。目線を上にすると、そこには禮漸の姿・・・。